自動メッシュ生成機能を駆使した応力解析システム
“
■特徴 |
・入力STLの修正と自動メッシュ生成後のメッシュ品質向上機能により良質なメッシュを生成 |
・入力はSTLデータを準備するだけで良い(ASCII,Binary自動認識) |
・テトラ1次及び2次要素に対応 |
・複数荷重ケースの解析可能 |
・応力解析結果はNastranと比較し有効桁6桁一致(反力、変位、応力) |
・専用のグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)により簡単な操作性を実現 |
・Nastran入力形式の出力可能 (小フィールド、大フィールドに対応) |
●システム構成図 |
STLを入力としてSTLの修正、自動メッシュ生成と線形静的応力解析までシームレス処理 |
■メッシュ品質向上機能 |
G-MARSにはメッシュを出来るだけ品質の良いものを生成するために2つの機能がある |
・STL修正機能 |
・メッシュデータの品質改良機能 |
●STLデータの品質チェック | |
・微小Faceの削除 | |
・法線の向きを構造の外側にそろえる | |
・扁平Facetの修正 | |
-鈍角三角形 | |
指定した閾値以上の鈍角を持つFacet | |
鈍角の対辺を除去し、共有する要素を合わせた4角形の要素を分割する | |
-鋭角三角形 | |
指定した閾値以上の鋭角を持つFacet | |
鋭角の対辺を構成する2点をその中点に移動して三角形を除去する | |
●メッシュ品質向上機能 | |
メッシュ生成をNETGENで処理すると扁平形状など品質の良くないメッシュが生成されることがある | |
G-MARSの修正方法 | |
・扁平要素の削除あるいは隣接要素とメッシュ再分割 | |
良質なメッシュを得るにはSTL修正とメッシュ品質向上機能は必須!
|
■線形静的応力解析 |
・メッシュ品質チェック後のメッシュデータを入力とし、GUI入力設定画面で解析条件を設定して解析実行と結果表示 |
解析条件:材料特性、拘束条件、荷重条件 |
複数荷重ケースの解析可能(1~99ケース) |
・解析結果 |
拘束点反力 |
節点変位 |
応力(軸応力、せん断応力、主応力、ミーゼス応力) |
歪(軸歪、せん断歪、主歪、ミーゼス歪) |
メッシュ図と解析結果は専用のGUIで表示 |
【複雑形状の解析例】 | |
(1) Rear Shaft | |
節点数:58,556 ,要素数:32,891 | |
(2) Shaft | |
節点数:252,466 ,要素数:167,936 | |
■G-MARSの動作環境 |
OS:Microsoft Windows 7 以降 64 ビット |
主メモリー:8GB 以上(推奨:16GB 以上) |
【お問い合わせ先】 |
事業開発グループ 担当:岡田、飯塚 |
TEL 03-5282-7388 FAX 03-5282-7360 |
E-mail:g-mars@asiri.co.jp |